建築基準法を知ろう

デザイン住宅施工にあたり、知っておくべき建築法令を紹介しているページです。

デザイン住宅を施工する際に覚えておきたい建築法令とは

デザイナーズ住宅は、自由な発想でデザインされた住まい。自分の好みや希望を設計に反映し、オリジナル住宅を作ることが可能です。

ただし、住宅を建てるには法律による制限があることも覚えておかなければなりません。「あれもこれも」と欲張る前に、ぜひ基本的な法律を押さえておきましょう。

都市計画法

その土地の利用法を定めたものが都市計画法。この法律が適用される都市計画区域には、「市街化区域」「市街化調整区域」「無指定区域」があります。

ハウスイラストイメージ比較的自由に家を建築できるのは、市街化区域。

無指定区域や都市計画区域外の土地は、他の規制が絡んでいなければ基本的に建築可能です。

市街化調整区域では、特別な例を除いて住宅の建築は許可されていないので注意が必要です。土地があれば家が建てられるとは限らないので、きちんとその土地の利用法を確認しておきましょう。

用途地域

一般的に住宅が建てられるのは市街化区域ですが、この区域はさらに用途地域という規制があります。用途地域は、どのような目的で土地を利用するかによって12に分けられており、工業専用地域には住宅を建築できません。用途地域は各自治体が地域分けを行っているので、閲覧サービスなどを利用して調べておくとよいでしょう。

建ぺい率

建ぺい率とは、敷地に対する建築面積の割合のこと。住宅を建てる際は、建ぺい率の制限内におさまる広さにする必要があります。建ぺい率の算出法は、以下。

建ぺい率=建築面積÷敷地面積

建築面積とは、外壁または柱の中心線で囲まれた部分の面積のことです。たとえば、敷地面積が100m2で建ぺい率が50%だった場合は、50m2が建築面積の上限となります。

高さ制限

高さ制限とは、その土地や地域の建築物の高さの上限を制限するもの。「絶対的高さ制限」「斜線制限」「日影による中高層建築物の高さ制限」などがあり、建物の大きさやデザインに直接影響を及ぼします。

道路斜線制限

道路斜線制限とは、建築基準法が定める高さ制限の1つ。火災時の消防活動や、道路の採光、通風に支障をきたさないよう定められています。

北側斜線制限

北側斜線制限とは、北側隣地の日照の悪化を防ぐために設けられた法規。北側隣地境界線を起点とし、高さと斜線の勾配によって規制されます。

用途地域では、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域に適用されます。

隣地斜線制限

建築物の隣地の日当たりや通風を確保するために設けられた法規。隣地の境界線を起点とし、高さと斜線の勾配によって規制されます。

ただし、隣地斜線制限は最も厳しい場合でも20メートルとされているので、一般的な住宅を建築する際にはあまり気にしなくて良いようです。

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